円の法則(昨日のワークショップで語ったこと抜粋)
ワークショップでは、最も本質的なことをお話した後、この円の法則の話をしたのですが
文章化したことがなかったので、書いておこうと思います。
参加者の方からいただいた感想の一つにこう書かれていました。
去年だったか、部屋にいる時に、
上記の感想は、私が下記のようなことを話したことから来ています。
私達は、人やプロセスを見るとき、自分より上か下かという判断を下します。
例えば、小学生高学年になると、一年生が入学した際、幼いなとか、まだまだこんなことをしているのかというジャッジをして、自分の成長を確かめたりします。
大人になって、会社に入ると、出世競争がはじまり、同期が出世すると、嫉妬し(自分が下になったとがっくりし)たりします。
また、自分が出世すると、何年たっても、出世していない同期をみて、下だと見下したりします。
スピリチュアルな世界に入った際も、自分より精神性が劣っていると感じる人は下にみて、自分が上にいると判断します。
悟りの世界も同様です。自分が悟りを深めたと思った体験があると、まだ体験していない人をみて、自分は進んで、相手はまだなので、下だとみなします。
このジャッジは無意識で行う場合が多く、親しい仲間とかの会話の中でポロリとそんな発言がでることが多いです。
下だとみなした人が、大きな気づきや体験があると、嫉妬心が沸き起こり、自分はダメで下だと思うのです。
最近、3人の方との出会いで、下と上は視点が変わるとひっくり返ることを何度か経験しました。
もっとも遠くにあると思っていた悟りが、目の前にあったと気が付いたり。
人生上、もっとも嫌な人が、もっともありがたい人になったり。
視点が変わると、上と下がひっくりかえるのです。
下記の図を見てください。右回りだと、自分から最も遠いところは、ハートマークのところです。
右に視点がいっていたところ、反転して左に向くと、もっとも遠いところがもっとも近いところになります。
これが、どんなものにも言えるのです。
もっとも好きな人が、浮気などをされると、もっとも嫌いな人になったり。
自分に嫌なことばかり言う人が、その出来事のおかげで、深い気づきがおこり、ありがたい人になったり。
つまり、陰陽の世界(色)では、極のきわにいくと、反転が起こるということです。
だから、なんでも徹底的にやると、ぐるっと戻ってきて、全体がわかるのです。
参加者の一人が、こんな感想をくれました。
最も嫌いなことが最も愛すべきこと、最も遠い所が最も近い所、という学びを、わかりやすく教えてもらえ、本当に有難く、嬉しく思いました。このことを知ってるかどうかだけでも、人生は大きく変わってくると思いました。
この感想を読んで、本当にその通りだと思いました。知っているだけで、人生が豊かになると感じています。
今後のイベント
9月20日(水・新月)第3回 アドリエ会 in 大津
9月23日(秋分の日)開講 3ヶ月グループクラス
(ブループリントを紐解き、魂の夢を実現する)