絶対的な真実と相対的な真実

今日は、「今、目覚める」ステファン・ボディアン著から引用します。

絶対的な真実、もしくは究極的な真実のレベルにおいて、あなたはすでに悟っており、すでにブッダであり、あるがままで完全で、どちらを向いても、生来の完璧さですべてが光り輝いているのです。問題など何もないのだから、付け加えるべきものも、とり去るべきものもないし、解明すべきものも、改善すべきものもありません。過去も未来も、原因も結果も存在しません。あるのは、時を超えた瞬間、「永遠の今」だけです。そこからリアリティが、何とも言えない神秘的方法で、絶え間なく湧き上がってくるのです。

これと同じようなことを言っている本に出合った時、驚愕しました。もう自分は悟っていて、問題も何もないといっているのです。わけがわかりませんでした。それまで、魂の向上、精神性の向上をしていけば、いつかは悟れると思っていたからです。いままでの努力ななんだったのかと、疑問に思ったものです。

しかし、相対的真実、もしくは慣習的な真実のレベルにおいて、あなたは生まれ持った完璧さに、まだ気が付いていないので、仏性の安らぎや満足感を感じられないかもしれません。あなたは教えを読み、修行して、究極的なものを経験しようとしています。常に問題が起こって、あなたの注意を引き、状況を改善しなければならず、現実は原因と結果の法則に厳密に従います。

この部分は、多くの人が、そう感じると思います。実際、問題は発生し、その問題を処理しなければならない状況に置かれている方は多いと思います。

二つの真実は、同時に適用されます。このふたつはお互いに相反するものでなく、むしろ切っても切り離せない関係にあり、スピリチュアルな修行のゴールは、その両方を受け入れることにあるのです。

この箇所を読んだとき、嬉しく思いました。そういうことだったのかと、「スピリチュアルな修行のゴールは、その両方を受け入れることにあるのです。」ということを言っている人や本に出合ったことがなかったからです。

今ここで完璧で、どこにもいく必要はないが、一方で、自分自身の完璧さに気づくことを深めていき、相対的な現実を受け入れて、よりよく生きることも大切なことだったのです。

ノンデュアリティーのメッセージは、ステファンがいう絶対的真実をさすメッセージであり、相対的な真実には触れません。

それは、それで、絶対的真実に気が付かさる役割があり、大切なメッセージです。

しかし、それを発見した人たちは、次に、相対的真実を受け入れるプロセスが残っているのです。

その受け入れプロセスを無視してしまうと、虚無に陥る場合があります。

ブログランキング始めました。クリックすると幸せになるよ。(^^♪

今後のイベント or セッション

アドリエ会 新大阪(4/16)、大津(4/22) 開催します。 

「ボクが地球を救う!」WEB朗読会(4/19~) 4月は無料 

天音優希さんの「桜華理塾ゲストトーク会」(4/27)

 本質への目覚め特別個人セッション 4/30(満月) 

「今ここの平安を思い出す」わくわく3か月(個人セッション)[オンライン] 

 スプリングフェア(悟りへの12ステップ動画セミナーなど20%OFF、4月末まで)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です