今この瞬間への旅
一昨日から、悟り系の本を紹介して、昔私が、その箇所を読んだ心境と、今の認識をブログに書いています。
ブログの読者が何かのヒントになるかと思い、書き始めた次第です。
今日は、レナード・ジェイコブソンの「今この瞬間」への旅(P183)からの引用です。
悟りを開いた、この瞬間に存在していると思ったら、あなたは利己性(エゴ)に騙されています。あなたは時間の世界の中へ再び吸い込まれています。実在(プレゼンス)の目覚めた状態では、思考は存在しないのです。
しかしながら、この利己性(エゴ)の欺きからあなた自身を自由にさせるのは簡単です。悟りを開いているという考えが浮かんだら、「悟りを開いているのは誰か」と、自分自身に問いかけるのです。この瞬間に存在しているという考えが浮かんだら、「この瞬間に存在しているのは誰か」と自分自身に問いかけるのです。
最初読んだときは、何を言っているのか、ちんぷんかんぷんでした。しかし、数年後、思考観察を数か月続けたのちに、この瞬間が訪れました。あるいは、ジェイコブソンが勧めている「今にある」ことを続けていても、この瞬間が訪れると思います。こいう状態が訪れると、誰でも「私は悟った」という思考が発生します。その思考に大抵の場合、飲み込まれてしまいます。思考に飲み込まれると、静寂は消え失せ、今ここにある完璧性はどこかにいってしまいます。
「私は悟った」と思った瞬間、ジェイコブソンが言うように、「悟りを開いているのは誰か」と問いかけたり、「その考えを作ったのは誰か」と自問自答すると、思考に巻き込まれている状態から抜け出せます。
これは、多くの一瞥体験者の初心者が陥る罠です。
今後のイベントなど
「ボクが地球を救う!」WEB朗読会(4/19~) 4月は無料
アドリエ会 新大阪(4/16)、大津(4/22) 開催します。