絶対なるものの息

今日は,「絶対なるものの息 ムージとの対話」ムージ著述 から引用します。

「「私は在る(I Am)」という存在感覚は、神の息、または、絶対なるものの子と呼べる」 ムージ

「最高の自由の究極的状態とは、人間の本質だ。それは、常に獲得されている。それを認識し、静かでありなさい。」 シュリー・ラマナ・マハルシ

「あなたは物事や観念に気づいていることに気づいているそれなのだあ。あなたは気づきよりもさらに沈黙したそれなのだ。あなたは命という概念に先立つなのだ。あなたの本質は沈黙であり、それは獲得できるものではない。それは常に在る。」パパジ

本の帯に書いている文言と、目次の前に紹介されているラマナとパパジの言葉です。

読んでいると、うっとりしてきました。

すべて私達の本質を表す言葉であり、深い真理を表した言葉です。

この本の中で目に付いた箇所を紹介します。(P112~)

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質問者が「その苦しみをなくして、良い気分になりたいのです。」という問いに対して、
ムージーが答えています。

苦しみをなくしたいという、その願望が問題を起こしているのです。

苦しみをそのままにし、それをよく見てください。

それが本当の探究です。感情的であろうが肉体的であろうが、

その苦しみが増して頂点に達したときは、

あなたがあなたでないものを知る最大のチャンスなのです。

でもそれは、探究のために苦しみ続けなさい、体の健康を無視しなさいという意味ではありません。

医者が必要なら、医者を呼びなさい。やるべきことをやりながらも、同時にこの探究のチャンスを最大限に活かすのです。

もし何の対応もできないことなら、その苦しみに抵抗せず、あるがままでいることが大切です。

苦しみと闘えば、苦悩が増すだけです。

私にはっきり分かるのはあなたはその経験に一定の解釈を与えることにより、

それをさらに騷々しく、惨めで不愉快なものにしているということです。

この聖なる山、アルナ-チャラの神聖なエネルギーによって、あるいはサットサンの情熱によって、

何らかの肉体的、感情的反応が強まります。体の不調はさらに悪化して辛くなり、感情はさらに激しくなりよす。

このように状況が顕著になると、マインドはその「不快さ」から目をそらせなくなります。

マインドはできれば抑圧するか逃げ出したいことに真正面から立ち向かわざるを得ません。

しかしそれは、すべての現象がそうなるように、その症状が訪れてもやがて去って行くのを、

あなたが静かに観察してみるための完璧なチャンスなのです。

それはあなたに合わせて用意されたのです。何という恩寵でしょう。

反応は起こるままにしておきなさい。あなたの存在を存在に譲り渡しなさい。

私は故郷へ帰りなさいとあなたに言っているのですよ。

あなたが失うのを恐れているものこそ、あなたを苦しませ続けているのです。

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この文章の下記の読んで、ある出来事を思い出しました。

その苦しみが増して頂点に達したときは、

あなたがあなたでないものを知る最大のチャンスなのです。

原因不明の激しい激痛が右ひじに襲った時のことをです。「痛みの先に平安がある」という動画でその時の出来事を語っていますが、激しい痛みの中で、これは最大のチャンスだと思い、真実を見極めようと決意した時のことです。

医者に行き、できるだけのことをした後に、その決意をしたのです。

症状をほったらかしにしたわけではありません。やることをやりつくして、それでもどうしようもなかった時に、覚悟を決めて、逃げずに観たのです。

しかし、私の方法は、このストーリーを創った「神」に怒りをぶつけて、どうにかしてくれと直談判したので、あまりかっこいい方法ではありませんが(^^;

動画の最後に語っていると思いますが、その神は自分自信だったと、はっきりわかり、誰にも文句を言えなくなり、納得したのを覚えています。

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