沈黙からの言葉

今日は、「沈黙からの言葉」レナード・ジェイコブソン (著)を紹介します。

この本は、レナード・ジェイコブソンの三部作の1冊目の本です。

「天国の門」の章のP36~引用

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ある男性が見つけられないものを探していると、突然、天国の門の前に辿り着きました。
「中に入れてもらえませんか」と、男性は門番に言いました。「それならば、明日出直しなさい!」と、門番は答えました。

男性は翌日、天国の門の前に戻って来ました。「中に入れてもらえませんか」と、男性は再び言いました。「それならば、明日出直しなさい!」と、門番は答えました。

そして、男性はまたその翌日、天国の門の前に戻って来ました。「中に入れてもらえませんか」と、男性が再び訊ね「それならば、明日出直しなさい!」と、門番は答えほした。男性は毎日、何年もの間、天国の門の前まで通ったのですが、門番の答えはいつも同じでした。

とうとう、男性はもう耐え切れなくなって言いぼした。
「何年もの間、中に入ることを欲してきしたが、もう中に入りたくなくなりました! 願望が消え失せたのです」

すると、門番は「よろしい! それならば、明日戻って来る必要はない!」と言って、

天国の門を開け、男性を案内しました。
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悟りの探求をしてる時、この手の話はよく聞いたものです。この例え話が伝えようとしていることは、悟りを求める気持ちが必要なくなったときに、悟りが、いつも今ここにあったことに気が付くことを指しています。

しかし、当初、これを聞いたとき、では、その求める願望が消え失せるにはどうすれば、いいかという質問がでてきて、どうどうめぐりに陥りました。

「エゴの消滅」の章、P96~引用します。
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エゴの消滅とは、誤解されがちな表現です。
これはただ単に、マインドのレベルのあなた自身との一体化の終局を意味します。
あなた自身の思考と信念との一体化の終局です。

過去によって、あなたが定義されることはもうありません。
あなたは自分自身を今ここに存在する者として知るのです。

あなたがマインドのレベルを継続させ、過去を記憶し、未来を想像しても、
それらと自分自身が一体化することはありません。

自分自身の利己的な側面を超える、
それ以上の存在があなたであるということを、あなたは認識しています。

大いなる存在のレベルに、あなたは目覚めたのです。
今この瞬間へと、あなたは目覚めたのです。人生の真実へと、あなたは目覚めたのです。

究極の誘惑は、いつか将来に悟る、解放されるという期待です。目覚めは決して将来には起こり得ません。なぜなら、たった今しかないのです。そして、あなたがこのことだ悟り、すべての探求が消滅したときに目覚めは起こります。
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ここでは、レナード・ジェイコブソンが経験した、エゴの消滅とはどういうものか説明しています。

究極の誘惑は、いつか将来に悟る、解放されるという期待です。目覚めは決して将来には起こり得ません。」上記のようなことを、覚者に言われた時、何を言っているのか、まったくわかりませんでした。今、私は、あなたみたいに悟っていないのに、今しか目覚めは起こらないとはどういうことなのか、理解に苦しみました。

時間は幻想で、永遠の今しかないと気が付いた時、その意味が明白になったのです。

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