この瞬間を抱きしめる―目覚めた人生の生き方

今日は、レナード・ジェイコブソンの3部作の2作目の本「この瞬間を抱きしめる―目覚めた人生の生き方」を紹介したいと思います。

「エゴを受け容れる」P63~引用。
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スピリチュアルな伝統の多くは、悟りを得るとエゴは消滅するということを伝えています。
つまり、悟りがエゴを絶滅に至らしめるとほのめかされてきたのですが、
これは助けにならず、また、誤解も生じさせることになるでしょう。

目覚めた実在(プレゼンス)の性質は愛と受容です。
実在の状態では、判断を下すことや拒絶することはありません。

エゴは絶滅しなくてはならないという考えが浮かんだら、それはあなたが何かの本で読んだか、
どこかで聞いたからであって、その考え自体があなたの目覚めを阻む障害となるでしょう。

根本的にエゴはそれ自身が絶滅することを、何があっても許しはしません。
エゴが絶滅の危機を感じて行うことは、あなたがこの瞬間に存在できなくなるように、
とにかく何であれ、あなたを混乱させることです。

エゴはあなたの注意を逸らすことにかけては非常に熟練しています。
あなたはエゴとの正しい関係へと至らなくてはならないでしょう。

エゴはあなたがエゴの息の根を止めようとはしていないことを知り、安心する必要があるのです。
すると、エゴはくつろいで、目覚めた実在のさらなる深い段階へと、あなたを解き放つでしょう。
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レナード・ジェイコブソンがここで言っているように、悟るためには、エゴを消滅させなければならないと、長い間思っていました。エゴ的な自分が出てきた時は、ガックリしたものです。ある時、エゴをなくそうという思考が、そもそもエゴ、そのものだと気が付きました。

今ここにくつろぐと、それらは、沈黙と共に消え去ります。

「エゴ」P64~引用。
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この目覚めの旅の間、エゴはあなたとずつと一緒に歩みます。
あなたが実在の最も深いレベルを体験しているときでさえも、
エゴはそのすぐ外で待ち構えていて、実在の真実は、エゴ自身の真実だと主張します。

あなたは常に注意深く意識的でなくてはならないのです。
あなたが自分自身のことか、何か他のことを考えているのであれば、
あなたのマインドが活動していて、エゴが関与しているという手ががりとなります。

目覚めた実在の識別法は沈黙です。
あなたが完全にこの瞬間に存在するとき、思考はまったくありません。
仮に、あなたが自身の霊的な成長について考えているのであれば、
その思考があなたを実在から連れ出すことになるのです。

あなたが完全にこの瞬間に存在しているのであれば、
自分は悟っているという思考でさえも湧き起こりません。

あなたはただ沈黙していて、今というこの瞬間に完全に溶け込んでいます。
実在に目覚めているときと、マインドの中にいてエゴが関与しているときの違いを、
あなたは認識する必要があるのです。

あなたがその違いに明確でなければ、
エゴはスピリチュアルな進歩を遂げているのはエゴ自身だと思うようになります。

すると、エゴはスピリチュアル化するでしょう。
エゴは自身が悟っているのだと思い込みさえするかもしれないのです。

こうなると、あなたは道に迷い、
あなたを連れ戻すことができる人を見つけるのは、非常に困難になるでしょう。
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太字の青と赤で書かれている部分は、とても重要です。
一瞥体験が終わった後、ほとんどの人は、自分が悟ったと思います。
しかし、その瞬間、悟りはどこかにいってしまっているのです。

レナード・ジェイコブソンが言っているように、エゴはスピリチュアル化し、エゴは自身が悟っているのだと思い込んでしまうのです。

私の場合、これに気が付くのに、何年もかかりました。

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