奇跡のコース
コースがどのように書かれたのかをわかりやすく説明している文書を紹介します。
『奇跡のコース』は、ヘレン·シャックマンという女性が 内なる志の語るところを筆記したもので、「テキスト(教科書)」と、その教えを実践を通して身につけるための「学習者のためのワークブック(Workbook forStudents)」、さらに「教師のためのマニュアル(Manual for Teachers)」の三部から成り立つ。これに接したおかげで人生が変わったという人は欧米社会を中心に本当にたくさんいるし、その中からは、みずから著作を発表し講演をし、ワークショップを始める人が次々と現れている。当面、その影響が衰えることはなさそうであり、繰り返し指摘されてきたように、二十世紀に記された精神世界の書物の中で最も重要なものの1つと言えるだろう。「スターピープル」第22号(2007年7月刊)より引用
15年前に、上記のようなことを知り、コースを読みたくてしょうがなくなりました。しかし、そのころは、まだ日本語役がでておらず、読めませんでした。
ようやく2010年にナチュラルスピリット社から日本語役の本が出版されて、即購入しました。しかし、さっぱりわかりませんでした。
その後、様々な経験を積むうちに、どういうことを書いているのか、だんだんと理解が深まってきました。
「奇跡講座 テキスト編」ヘレン・シャックマン (著) 序文より引用。
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1.これは奇跡についてのコースである。必修科目である。いつ受講するかだけがあなたの自由である。
自由意志とは、あなたがカリキュラムを編成できるという意味ではない。
ある時期に何を受講したいかを選択できるというだけのことである。
このコースは愛の意味を教えることを目指してはいない。
それは教えることのできる範囲を超えているからである。
しかし、愛の現存を自覚できなくしている障壁を取り去ることは、たしかに目指している。
愛の現存そのものは、生来あなたが受け継いでいるものである。
愛の対極は恐れであるが、すべてを包み込むものに対極はありえない。
2.したがって、このコースは次のように極めて簡潔に要約できる。
実在するものは脅かされない。
実在しないものは存在しない。
ここに神の平安がある。
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コースの教えの真髄がここに書かれています。分厚い本で、読むのが大変ですが、おすすめの一冊です。