今ここに常にある平安(悟り)

覚者や聖者は言います。

悟りは今ここにある。
呼吸より近いところにあるのじゃ。

探究者は、ポカーンとします。
そしてあたりを見回します。
どこに悟りはあるのかと。
しばらくすると、
頭でいろいろ考えはじめます。

上記の光景を、
部屋とそこに出入りする人々と
物に例える例話があります。

あなたがある部屋に引っ越しをして
家具を配置し、ソファーや観葉植物、
猫を飼うとします。

時間の経過とともに友達や家族が来たり
新しい電化製品が増えたりします。
10数年たつと、猫が他界し、
新しい猫を飼います。

その部屋から引っ越し、
別の人が越してきて

その人好みの家具などを配置します。
同じように、その人の友人や家族が出入りし、
時間が経過します。

久しぶりにあなたは、昔の部屋を訪れます。
そこへ、覚者が入って言いました。

時間の経過とともに、
人や家具などの物は変化するが
まったく変化しないものがある。

そこがお前の本質じゃ

あなたは、
あたりを見回しましたが、
覚者が何を言っているのか
わかりませんでした。

しばらくして、

あ!と気づきます。

部屋の空間は、
時間がたっても
まったくかわっておらず
空間がないと部屋も人も物も
存在できなことに。

覚者は続けます。

悟りもそのようなものじゃ。

あまりにも近くにあるので、
今ここにそれがあることに
気づけないのじゃ。

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